ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか、略してダンまちについて書きます。
この作品は、第3回ラノベ好き書店員大賞第1位を獲得し、すでに150万部を突破しているライトノベルが原作のアニメ化作品。
作品を見ての感想や考察、個人的な評価を書いてます。
作品の詳細
出典:http://someoneone.blog116.fc2.com/blog-entry-11130.html
スタッフ詳細
- 原作:大森藤ノ
- 監督:山川吉樹
- シリーズ構成:白根秀樹
- キャラクターデザイン:木本茂樹
- 音楽:井内啓二
- 製作会社:J.C.STAFF
- 製作:ダンまち製作委員会
主要キャラキャスト詳細
- ベル・クラネル:松岡禎丞
- ヘスティア:水瀬いのり
- アイズ・ヴァレンシュタイン:大西沙織
- リリルカ・アーデ:内田真礼
- エイナ・チュール:戸松遥
- シル・フローヴァ:石上静香
- フレイヤ:日笠陽子
- ロキ:久保ユリカ
- ベート・ローガ:岡本信彦
- リュー・リオン:早見沙織
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか公式PV
気になったキャラ・セリフ
第1話を視聴して気になったセリフは、ギルドの受付嬢兼冒険者アドバイザーであるエイナ・チュールの、凄腕のアイズ・ヴァレンシュタインに惚れてしまったと言う、冒険者として駆け出しの主人公ベル・クラネルへの一言。
『女性はやっぱり強くて頼りがいのある男の人に魅力を感じるから』です。
これって女性の真理をついた一言ですよねw
単純なイケメン以外でいうと小学生の時は足の速い奴、中学生の時はケンカが強い奴がモテますからね。
高校以降は将来性のある奴かなぁ。
社会に出ると金ですかw
ただただ優しいだけの男よりも、ちょっと悪い感じの男に惹かれますからね女性は。
女性の本能として生きる能力の高い男に魅力を感じるんでしょうね。
第1話の感想・考察・評価
天界から降りてきた神が人間に神の恩恵(ファルナ)という力を与えファミリアという組織を作っており、神の恩恵を受けた人間が迷宮に挑んでいくという世界。
そういった背景の中、タイトル通りといってはなんですが、物語の冒頭でダンジョンの中で主人公ベル・クラネルとヒロインの一人アイズ・ヴァレンシュタインが出会う。
ベルは助けてくれたアイズに好意を持つ。
ベルが助けてくれたアイズと釣り合う冒険者になろうと研鑽を積んでいくのが物語の本筋という事のようですね。
助けてくれた相手を好きになるのは感覚的に理解できるので。
物語的には、やっぱり主人公とヒロインがくっつく、くっつかないの恋模様が話しの展開として主軸の一つになるのでしょうが、通常このような出会いをした人間がくっつくような話は現実には無いですよね。
ただ、ちょっと調べてみました。
なんでも、助けた相手を好きになる事は普通にあるそうです。
これは恋愛心理として認知的不協和理論というものから説明できるそうで、なぜこの人を助けたのかと考えた時に、嫌いな人を助けたとなると行動に矛盾が生じてしまい不快感が出てしうので、助けた相手を好きと結論付ける事でその不快感を解消するという、客観的事実に反する行動や考えを行ってしまった時の不快感を解消する為の心理だそうです。
これから考えると、助けた相手を好きになる事もあるから物語的に主人公とヒロインが普通にくっつく事もあるかと、余計な事を考えてしまいましたw
ベルの祖父が、ベルに言った冒険者はダンジョンで女の子を助けて、助けた子といい仲になるのが冒険の醍醐味という趣旨の言葉とは真逆の出会いなのが個人的には軽くツボでしたw
ベルの神様ヘスティアが巨乳なんですが、神っていうのは神聖なイメージを持っていたので実にけしからんですなw
そんなヘスティアが、ベルに気に入られたアイズに対して嫉妬をしたりと、神様感がすげー無いww
冒険者のステータスをヘスティアが数値化する場面が出てきてここもうけましたw
一見普通のファンタジー物の物語の中に、現実のRPG的要素が入る事のネタ感。
そのステータスの中のスキルの欄をわざと空欄にしてベルにスキルを隠す神様。
ここもまた神様感がないですねぇw
この作品の設定で非常に面白いと感じたのは、ベルの持つスキル、憧憬一途(リアリス・フレーゼ)です。
これは思いの丈で効果が向上するという事で、アイズを思う事で急成長していくという感じですかね。
普通はバトル物って主人公がなんらかの特殊能力を得る事で、チート状態に入り強くなるって感じですけど、これもまた軽い感じのチートみたいなw
ベルは戦ってレベルをあげをするのでまったく努力をしていないわけではないが、強くなるスピードが速いわけですからね。
主人公をどうやって強くしていくか?
という点もバトル要素が入っているストーリー作品にはかかせない論点です。
なんらかの武器や特殊能力を得る系の話はありますが、恋愛と絡めている点に非常にユーモア性を感じましたし、この軽いチート感は作品を見る側としても暖かく見守っていけるかなと。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの全体的な評価としては、ファンタジー世界を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール物として、設定・キャラデザと個人的に好きな部類に入るもので見ていて楽しめそうという感じです。

アニメ批評家気取り@ヨーズ

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