『レーカン!』について、アニメ批評を気取ります!
もともとは、4コマ漫画が原作です。”魔法少女まどかマギカ”や”けいおん!”、”幸腹グラフィティ”などを送り出している芳文社が刊行の【まんがタイムジャンボ】にて現在連載中。
原作は読んだことはないのですが
カタカタでレーカン!と書いてありましたので、
おそらく霊感的で、スピリチュアルな(※東條希的な)お話なのかな。。。?
放送開始から、少々時間がたちましたが、レーカン!の1話目を見ての感想や考察、個人的な評価を書いていきます!
作品の詳細
出典:http://seiyunews.com/blog/2014/12/06/re-kan/
スタッフ詳細
- 原作:瀬田ヒナコ
- 監督:工藤昌史
- キャラクターデザイン:山本碧
- シリーズ構成:あおしまたかし
- 音楽:神津裕之
- アニメーション制作:ぴえろプラス
- 制作: レーカン!製作委員会、TBS
主要キャラキャスト詳細
- 天海 響(あまみ ひびき):木戸衣吹
- 井上 成美(いのうえ なるみ):伊藤美来
- 上原 佳菜(うえはら かな):飯田里穂
- 江角 京子(えすみ きょうこ): M・A・O
- 小川 真琴(おがわ まこと):山崎エリイ
- 山田 健太(やまだ けんた):山谷祥生
レーカン!公式PV
気になったキャラ・セリフ
強力な霊感をもっている主人公ヒロイン天海響が、
ツンデレの井上成美の質問に答えたこの台詞…
『一方通行じゃないんです。生きてる人もそうでない人も。
その気持ちはつながっていて。
そんなつながりを確認できるのが私の霊感なんです。
小さいときから、この力は、たくさんのつながりをくれました。』
不思議なことに、人は理屈や科学的な根拠がないと、何かを信じることができないわけではないんです。
目に見えない何かを感じて、信じてしまうこともあるんですよね。
自分自身は、ここ数年、ほとんど電話とかしない生活を送ってますが、
どこかで、誰かと”つながってる感覚”は、目に見えませんが、感じます。
そんなことをこの台詞から、思い出しました。
第1話の感想・考察・評価
かのWHO世界保健機関は、
1990年代後半に、それまで健康の基準とされていた
・身体的健康
・精神的健康
・社会的健康
の3つに付け加えて
・霊的健康
というスピリチュアルな健康を4つめの基準に設けました。
その当時日本は、某宗教団体による一連の事件で、
霊的なものは、恐ろしいものというような風潮になってしまい
この霊的な健康もしかり、すべての霊感や霊的なことについて、
考えることを拒否してしまうアレルギー体質に日本人はなってしまいました。
昔やってた『あなたの知らない世界』という心霊(?)オカルトで霊的な番組とか
面白くてよく見てたんですけどね^^
そんな”霊感”というすべてを科学では証明できないことを
コメディやアニメにしてしまうこの発想は
目に見えないものを見せることができるという
独特な”霊感”がなければできないことなのかもしれません。
『レーカン!』は、原作が4コマ漫画ということもあり
アニメでもサクサクとストーリーが展開していきます。
登場してくるキャラクターの紹介みたいなことも特にありませんが、
サクサクすすむストーリーの中で
登場キャラクターの性格や特徴を掴むことができました。
そして、最近のアニメに必須の要素になってきた
“百合”要素もしっかりと意識したアニメです。
主人公ヒロインの天海響とツンデレな井上成美の
百合な関係が気になりました。
1話の最後の方でも、登場してくる猫がはっきりと
『百合じゃけえの~』
と台詞で言ってましたw
コレは、間違いなく制作側も”百合”を意識してますよね!!??
説明できない霊感をとおして
さらに難しく説明できない”百合”さえも
定義しようとしているのか?!
もし”百合”が霊感を通して定義されることがあるなら
大発明のアニメ作品になること間違いなし!!!!!
すいません。。。
最近、”百合”について考えると暴走気味になってしまいます…
霊といえば連想される
自爆霊や子供の霊、
有名なトイレの花子さんもすでに登場済み。
幽霊業界の有名人が今後もたくさんでてくることは間違いありません。
心霊やオカルト好きな人には
間違いなく楽しめるアニメ作品だと思います。
個人的な話ですが、素直になれない気が強そうな性格のキャラクターに
魅力を感じることに最近気づきました。
(いや、気づいてました。。。)
井上成美の”百合”展開を期待します。


最新記事 by アニメ批評家気取り@アム (全て見る)
- ユーリ!!!onICE感想・考察・評価 - 2016年10月24日
- 響け!ユーフォニアム2の感想・考察・評価 - 2016年10月17日
- バッテリー感想・考察・評価 - 2016年7月17日