六花の勇者について書きます。
集英社のスーパーダッシュ文庫から刊行されているライトノベルのアニメ化作品です。
作品を見ての感想や考察、個人的な評価を書いてます。
作品の詳細
出典:http://blog-imgs-73-origin.fc2.com/n/o/t/noteanimation/rokka606.jpg
スタッフ詳細
- 原作:山形石雄
- 監督:高橋丈夫
- シリーズ構成・脚本:浦畑達彦
- キャラクターデザイン:小磯沙矢香
- 音楽:大島ミチル
- 製作会社:パッショーネ
- 製作:六花の勇者製作委員会
主要キャラキャスト詳細
- アドレット・マイア:斉藤壮馬
- フレミー・スピッドロウ:悠木碧
- ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラ:日笠陽子
- ゴルドフ・アウオーラ:内山昂輝
- ハンス・ハンプティ:鈴村健一
- チャモ・ロッソ:加隈亜衣
- モーラ・チェスター:佐藤利奈
六花の勇者公式PV
気になったキャラ・セリフ
『俺の名前はアドレット・マイア地上最強の男だ』
主人公であるアドレット・マイアの登場シーンで本人が言い放ったこの一言。
けっこうこのセリフって重要な気がしたんですよね。
この一言で、まずアドレット・マイアが自信家であるという事がわかります。
武術会的な場面に水を差しての事の一言という事からも、主人公がけっこう破天荒なキャラ設定という事もわかる。
主人公の性格的な設定がこの一言に凝縮されていると感じるので、この作品自体のイメージもこのセリフからある程度抱く事ができる程の重要な一言ではないかと感じたんだよあなぁw
第1話の感想・考察・評価
制作会社のパッショーネという会社の作品は今までに見た事はなかったし、原作も読んでいなかったんですけど、youtube上のPVの出来でかなり期待をしていた作品です。
オープニングあまり聞いた事がない歌声だったので、調べてみたらMichさんという沖縄出身の19歳の方で完全に新人との事。
しかもエンディングもこの人が歌っている。
六花の勇者完全タイアップのデビューって事はこの作品が売れたら一気にMichさんも知名度上げちゃう感じですかね。
19歳に思えない大人びた感じの歌声は個人的には好みかも。
物語の最初の舞台はファンタジー物にありがちな古代ローマや、中世ヨーロッパをイメージした西洋的な感じの世界ではなく、どちらかというとペルシアやインド寄りのオリエンタルな感じの世界。
アルスラーン戦記でもこんな感じの世界が舞台になってたけど、この雰囲気嫌いじゃないんだよなぁw
でも大砲等の銃火器が存在してる。
時代的にはいつごろを参考にしてるんですかねw
主人公の最初の戦闘シーンが流れるようなカメラワークというか、主人公を中心にぐるぐる回る感じの写り。
けっこう引き込まれちゃいました。
やっぱり戦闘シーンて作品の演出上ものすごく重要だなと改めて認識。
戦闘シーンがしょぼいとストーリーが重厚であっても作品に軽い印象を持たれてしまう。
その点、六花の勇者は第1話の戦闘シーンを見るにそれは無さそうなので、最後までストーリーに入り込めそうな期待感はあります。
それと主人公の戦い方。
1話を見るに、剣の使い手というよりも、様々な武器や仕掛けを駆使し体術をも使いこなす、戦闘のバーリトゥード、なんでもありの様相。
単純に剣で戦うただのファンタジー物かと思いきや、この主人公の戦闘スタイルでも作品の幅を広げられるんじゃないかと感じました。
ストーリー的には、1000年前の魔神との戦いから続く、来るべき魔神との戦いの為に六花の勇者という六人の勇者があらわれるという伝承をベースに物語が構成されているようで、かなりのスケール感を感じました。
六花の勇者に選ばれた主人公アドレット・マイアと、ピエナ王国の第一王女ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラが二人で旅立つまでが1話で描かれている。
wikiを見てみると六花の勇者が集まるけど7人集まっちまう的な事も書かれてあって、ただの勧善懲悪のバトル物かと思いきや、ミステリー要素まで含んでくれているらしい。
キャラデザもリアルすぎず、デフォルメされすぎず物語の世界観をはずさない感じで好感が持てました。
物語の設定を見るに、6人の所に7人の勇者が集まった事で生じる勇者間の軋轢や、六花の勇者達の戦闘スタイルがどのような物になっているのか?
1話でわかるのは主人公の戦闘スタイルだけなので、このスタイルによっても戦闘に幅が出そう。
もちろんどんな魔神が出てくるのかという点もかなり重要。
勇者達と魔神の戦闘次第でかなりの良作になる要素がある気がする。
これら勇者達と魔神との戦いを考えるとどんな展開になっていくんだろうと先が気になる感じの作品の期待がしています。
個人的には、キャラデザもいい、作画も悪くない、ストーリーもいい、戦闘シーンに興奮させられるという事で2015夏アニメの最初に見たアニメとしてかなり満足だし、第2話以降の視聴は間違いなくするであろうという評価ですね。

アニメ批評家気取り@ヨーズ

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