長門有希ちゃんの消失について評論家気取ります。
あの『涼宮ハルヒの憂鬱』からのスピンオフ作品。
脇役だった長門有希ちゃんを主人公にした作品です。
『涼宮ハルヒの憂鬱』はアニメ公開当時、いろんな話題をつくりました。
その中でもクールで冷静沈着な長門有希ちゃんも人気でしたね。
角川書店から刊行のヤングエースで連載されているものがアニメ化となりました。
作品を見ての感想や考察、個人的な評価を書いてます。
作品の詳細
出典:http://zakuzaku911.com/archives/4342728.html
長門有希ちゃんの消失のあらすじ
北高文芸部に所属するフツーの
女子高生・長門有希は、
同じく文芸部員のキョンに
秘めた想いを抱く内気な女の子。
親友の朝倉涼子の助けを借りつつ、
部室でクリスマスパーティーを
行うべく奮闘するのがだ・・・?!
(引用:公式サイト・ストーリーより)
スタッフ詳細
- 原作:谷川流
- キャラクター原案:いとうのいぢ
- 監督:和田純一
- シリーズ構成: 待田堂子
- キャラクターデザイン: 伊藤郁子
- 音楽:加藤達也
- アニメ製作会社:サテライト
- 製作:北高文芸部
主要キャラキャスト詳細
- 長門 有希:茅原実里
- キョン:杉田智和
- 朝倉 涼子:桑谷夏子
- 朝比奈 みくる:後藤邑子
- 鶴屋さん:松岡由貴
- 谷口:白石稔
- 国木田:松元惠
- 森 園生:小見川千明
- 涼宮 ハルヒ:平野綾
- 古泉 一樹:小野大輔
長門有希ちゃんの消失 公式PV
気になったキャラ・セリフ
長門有希『本当にありがとう。』
キョンに冒頭でいったこの言葉、意味がわかりませんが、グッときました。
第1話の感想・考察・評価
あの『涼宮ハルヒの憂鬱』が人気になり話題になってからどれくらいの月日がたったでしょう。
正直、はじめてそのアニメ作品をみた時、毎回、話の時間軸もバラバラで
なんどか見直さないと全体が見えてこない内容だったのを覚えていますが、
作品の内容があまり思い出せません。
エンディングのダンスや、文化祭のバンド演奏が
かつてのアニメ作品ではなかったくらい本当にリアルな動きを描いていると話題になりました。
ギターの指使いやドラムスティックの叩く動きがリアルに絵描がれて話題になったことも覚えています。
が、
『涼宮ハルヒの憂鬱』って結局どんな話だったっけ?
思い出せません。。。
そんな中、2015年春アニメで放送が開始された今回のアニメ作品『長門有希ちゃんの消失』は、
自分の中では、ダークホースなアニメだろうと予感してました。
と言いつつこの感想文を書いてる時点ですでに6話まで放送されてるんですけどね!
アニメ1話冒頭の世界観は、アンニュイでよかったです。
BGMに使用されていたフランスの作曲家ラヴェルの有名な曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』が、その雰囲気をよくかもしだしていました。
アンニュイなムードをさらに増長していたのは、長門有希の中の人、声優が茅原実里さんということもありますね。
ただ、あれ?長門有希ってこんなキャラだったっけ?
あれ?キョンってこんなに長門有希と馴れ馴れしく会話してたっけ?
と、このアニメの原作を読んでない分、どうしてもかつての『涼宮ハルヒの憂鬱』の
うろ覚えの(!)キャラクターに重ねあわせながら見てしまいました。
全体的に内面の心理をつづるようなセリフが印象に残り
日常を淡々と描写する1話は今後の展開の布石のようでした。
このまま普通に文芸部の部室でクリスマスパーティーが行われるとは思えません。
長門有希ちゃんはターキーでパーティーを盛り上げたいと言ってましたが
意外に、ターキーって準備するの大変ですよ。。。
画角の情報量は昨今のアニメよりも少ない感じですが
女性キャラのちょっとした仕草はとても可愛く描かれてます。
かつてのヒロイン涼宮ハルヒは、まだすれ違っただけでしたが
何かを感じずにはいられません。
あっ!
1話B面にでてきたふんわり巨乳キャラ朝比奈さんは覚えてました!
今回も巨乳でふんわりなキャラクターでよかったです。
かつて『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ていた頃の過去の自分も
思い出しながら、『長門有希ちゃんの消失』の1話をみていましたが
あっという間に終わってしまいました。
長門有希ちゃんが部室にこだわる理由。
長門有希ちゃんのキョンへの思いが届くのか。
どうして、朝倉涼子は長門有希を応援するのか。
これから涼宮ハルヒがどんな影響力をもつのか。
2015年春というこの時期に、何年も前に人気があった作品のスピンオフ作品を放映する意味は一体なんでしょうか。アニメ業界の人間ではないのでわからないこともたくさんありますが、自分にとっては、一度、過去のことを振り返り、今の自分とどう変化したのかを、立ち止まって考えるきっかけを与えてくれたと感じます。
新作アニメが3ヶ月ごとに次々と放映されて視聴者側としてもいったいこの先に何があるのか疑問に思ってしまう人もいるんではないでしょうか。少なからず自分は思うことがあります。
アニメはもちろん好きです。新しい作品も気になっていることは間違いありません。
アニメは今の時代を映す鏡のような役割もあると思います。
タイトルにある消失、もしかしたら過去の自分から消失してしまったものがあるのではないか。
今後の展開も気になりますが、自分のリアルな世界とこのアニメ作品『長門有希ちゃんの消失』を重ねあわせて、『アニメ批評家気取りアムちゃんの消失』と自分の中では思いながら今後の展開も見ていきます。
後から知りましたが、『長門有希ちゃんの消失』は、まったく別時間軸の話なんですね。
やはり、今季アニメのダークホース感はぷんぷんします!
2話以降もぜひみんなでみましょう!
最後に、洗濯機がグルグル回るのを見いってしまう気持ち、ちょっとわかります。。。


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