Charlotteについて書きます。

原作と脚本にKeyの麻枝准さん、キャラクター原案Na-GaさんといったAngel Beats!と同様のスタッフによるオリジナルアニメーション作品。

作品を見ての感想や考察、個人的な評価を書いてます。

Charlotte感想考察評価
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作品の詳細

Charlotte
出典:http://soresore.net/archives/1032486258.html

公式サイト

スタッフ詳細

  • 原作・脚本:麻枝准
  • 監督:浅井義之
  • キャラクターデザイン:Na-Ga(原案)関口可奈味、吉田優子、大東百合絵(サブ)
  • 音楽:ANANT-GARDE EYES、麻枝准
  • 製作会社:P.A.WORKS
  • 製作:アニプレックス、KADOKAWA アスキー・メディアワークス、TOKYO MX、ビジュアルアーツ、P.A.WORKS、ムービック、日本BS放送、MBS

主要キャラキャスト詳細

  • 乙坂有宇:内山昂輝
  • 友利奈緒:佐倉綾音
  • 高城丈士朗:水島大宙
  • 西森柚咲:内田真礼
  • 西森美砂:内田真礼
  • 乙坂歩未:麻倉もも
  • 白柳弓:中原麻衣
  • 三嶋:たみやすともえ
  • 熊耳:竹本英史

Charlotte公式PV

気になったキャラ・セリフ

『我思うゆえに我ありとは昔の哲学者の言葉だそうだが僕は我ではなく他人を思ってみた。』

これは主人公の乙坂有宇の物語冒頭シーンでのセリフ。

我思うゆえに我ありって誰の言葉だ?と思って調べてみたらフランスの哲学者で数学者のルネ・デカルトという人で、近世哲学の祖らしい。

自分を含めた世界が全て虚偽だとしても、そのように疑う自分の存在は否定できないとの事らしい。

哲学の本も読んだ事ないし、ほぼ勉強した事ないけど、「我思うゆえに我あり」ってよくよく考えると当たり前の事なんだよなぁ。

哲学者っていうのは、普通の人が、日々生きてて当たり前すぎてスルーしちゃってる事に気づく人達って事か?

第1話の感想・考察・評価

AIRやCLANNADといったゲームブランドKeyの麻枝准さん原作の作品という事でかなり注目していました。

あんまり予備知識を入れないように、ホームページとかwikiとか見ないようにして、特に前情報無く視聴したんですけど、ずいぶんと哲学的なセリフからスタートしている冒頭。

そして主人公が持つ特殊能力、視界に入っている他人を思う事で他人になれるという能力が明らかに。

ただ他人になれる時間はわずか5秒。

実に短いwww

だけど使い方によってはこの能力けっこうな事ができちゃう。

実際にテスト中にクラスの頭が良いヤツに乗り移り、回答暗記して戻ってを繰り返すって事を劇中でやりはじめて、進学塾で頭の良いヤツ割り出して、レベルの高い高校の受験にもそれをやって成績トップで合格ってギャグでしょw

アニメには主人公なり重要キャラが、特殊能力を持っているって設定をよく見かけるけど、主人公である乙坂有宇の特殊能力は見た事ないなぁ。

特殊能力物って作品自体も多いし、能力もかなり出尽くした感があるように思っていたんだけど、やっぱりそこは作り手の創作力でどうとでもなるんだなと感じた。

実際、乙坂有宇の能力はしょぼいんだけど、しょぼいわりに大それた事をやっているので、物語の掴みとしては、多くの人を作品に引き込む事に成功しているんじゃないかなと思う。

これは能力に関してのギャップが功を奏しているんだろうけど、作り手のアイディアによる仕掛けの上手さ。

それと主人公の性格が、見る側としては笑ってしまうくらいゲスいw

コードギアスのルルーシュに笑いの要素を加えた感じに仕上がっている。

劇中で出てくる喫茶店の名前がKeyだったりと、作品中に遊び心を感じる。

と前半のほとんどはギャグ的な感じで楽しませてもらったけど、これなんかただ主人公が特殊能力で無敵状態になるだけの作品か?と一瞬思いかけたが、そんな事はなかった。

他にも能力を持つ人間が出てきて、ちゃんと主人公の悪事があばかれて、落とされるって展開。

ちょっとここもルルーシュとかぶってるなぁと少しだけ感じたのは俺だけか?w

やっぱりイケメンで優等生的な立ち位置で、悪い事を考える表裏のあるキャラって俺の中ではルルーシュなんだよなぁ。

とまぁ制作陣が主人公のキャラ作りでルルーシュを意識するわけないかw

主人公をとっちめた能力者達が、能力を使って悪事を働く奴らを成敗するのに協力をさせられる事になる主人公。

やっぱり特殊能力物は能力VS能力のバトルが主軸ですよね。

麻枝准さんの作品てAIRとKanonとCLANNADくらいしか知らないけど、能力によるバトルが主軸なのかなとちょっと意外に感じていたら、主人公の家庭的な背景が複雑かつあまり幸福とはいえず、さらにちょっとした謎も出てきて、Keyの泣きゲー的な悲しい要素も含まれていくのかな?

同じ原作者の作品でもAIR・Kanon・CLANNADとは作品全体の雰囲気はまったく別もの。

全体の雰囲気としては、要所要所でお笑いの要素が入っており、さらにヒロイン友利奈緒や、主人公の妹乙坂歩未のキャラ性から明るい感じを受ける。

キャラに関しては以前の麻枝准さんの作品にも明るい性格のキャラは出てるけど、笑いの要素は俺が見た過去の作品の中では、1話だけに限れば一番多用されているように感じる。

1話の段階では、伏線もしっかり張って先が気になる要素もあり、物語の主軸もしっかりあるようだし、なんといってもアニメーション制作がP.A.WORKSの作品だけに、作画がやっぱり綺麗。

高城丈士朗が瞬間移動を使って乙坂有宇を追いかける場面の道路を高速で這うように進んでいる視点での描きようは、なかなかテレビアニメような作品ではお目にかかれないくらいの映像だと思う。

最後まで見た段階で思い返すと冒頭のシーンてちょっとしたサスペンス物でも使えるんじゃないかってくらい渋い作りだったのに、作品タイトルが出るまでに受ける印象と1話全体を通しての印象がまるで違う。

冒頭のシーンの違う作品ですか?と問いかけたくなるくらいの少しだけシリアスな感じは、特殊能力の特異性を印象付けるのに役立つのかもしれないと感じた。

案外展開も早いし、キャラデザ的にも、良い意味で癖を感じさせない。

麻枝准さんが原作なので驚くような展開も期待できると思うので、個人的には2話を見たいと思わせるだけの作りになっている。

視聴し終わってからwiki確認したけど、オープニング歌ってるのLiaじゃねぇか!

この時点でテンション上がってますw

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アニメ批評家気取り@ヨーズ

アニメ批評家気取り@ヨーズ

好きなアニメ: ・新世紀GPXサイバーフォーミュラ ・機動戦士ガンダムシリーズ ・ソードアートオンライン 好きな男性キャラ: ブリード加賀 好きな女性キャラ: アスナ 好きなキャラのセリフ: 上手いんでも速いんでもねえヤツは強ぇんだ(byブリード加賀) 【自己紹介】 どうもヨーズと言います。 基本的にはガンダムシリーズやマクロスとか宇宙を舞台にしたSF・ロボ系アニメ等の硬派な感じのアニメが好物ですが、最近は癒しを求めて萌え系アニメをみる事が増えました。 先入観を持たずにフラットにアニメを視聴して思った事を率直に書いていこうと思います。