Re:CREATORS(レクリエイターズ)について書きます。
2017年春アニメの中で、真っ先に見たいと思った作品。
タイトルを見た時に、そもそも「Re」って何を表しているんだろうと思って調べてみたところ、「~について」という意味があるんですね。
(この意味を知る前は、「Reply」「Replay」「Remix」「Re-edit」等の意味合いだと捉えていました。)
「ブラック・ラグーン」を連載中の広江礼威さん、「Fate/Zero」や「アルドノア・ゼロ」などで監督を務めたあおきえいさんがタッグを組んだオリジナルアニメ作品という事で、去年の12月中旬に発表されて以降、否応なく期待が集まっているはず。
スタッフ・キャストの方々がまさに「CREATOR」ですし、感情移入しながら制作されているのではないでしょうか?
勝手な推測ではありますが、そう考えると楽しみで仕方無い!!
尚、公式ツイッターで使用されているハッシュタグは「#レクリエイターズ」で、他にも「#ReCREATORS」というハッシュタグがツイッター上で数多く見受けられました。
それでは、作品を見ての感想や考察、個人的な評価を書いていきます!
作品の詳細
Re:CREATORS(レクリエイターズ)あらすじ
人は、その手で多くの物語を創造してきた。
喜び、悲しみ、怒り、感動。
物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。
しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。
もしも、物語の登場人物たちに”意思”があるとしたら、
彼らにとって、物語を産みだした我々は神の存在なのだろうか?
―――我らの世界に変革を。
―――神々の地に制裁を。
「Re:CREATORS」
誰もが皆、≪創造主(クリエイター)≫になる。
(引用:公式サイト・Introductionより)
スタッフ詳細
- 原作・キャラクター原案:広江礼威
- 監督:あおきえい
- 副監督:加藤誠
- シリーズ構成:あおきえい/広江礼威
- キャラクターデザイン:牧野竜一
- 総作画監督:牧野竜一/中井準
- メインアニメーター:松本昌子/山本碧
- メカニックデザイン:I-IV
- エフェクトアニメーション:橋本敬史
- 美術監督:永吉幸樹
- 美術設定:佐藤正浩/藤瀬智康
- 色彩設計:篠原真理子
- アートディレクション:有馬トモユキ/瀬島卓也
- CGディレクター:ヨシダ.ミキ/井口光隆
- ビジュアルエフェクト:津田涼介
- 撮影監督:加藤友宜
- 編集:右山章太
- 音響監督:明田川仁
- 音響制作:マジックカプセル
- 音楽:澤野弘之
- アニメーション制作:TROYCA
主要キャラキャスト詳細
- 水篠颯太:山下大輝
- セレジア・ユピティリア:小松未可子
- メテオラ・エスターライヒ:水瀬いのり
- アリステリア・フェブラリィ:日笠陽子
- 煌樹まみか:村川梨衣
- 弥勒寺優夜:鈴村健一
- 鹿屋瑠偉:雨宮天
- 築城院真鍳:坂本真綾
- ブリッツ・トーカー:斧アツシ
- 軍服の姫君:豊崎愛生
- 松原祟:小西克幸
- まりね:金元寿子
- 中乃鐘昌明:杉崎亮
- 高良田概:柳田淳一
- 八頭司遼:濱野大輝
- 駿河駿馬:寿美菜子
- 菊地原亜希:恒松あゆみ
Re:CREATORS(レクリエイターズ)公式PV
気になったキャラ・セリフ
この項目を書くにあたって、今までこんなに困った事は無いな…
主要なキャラ・セリフ、全部気になる。
熟考を重ねた結果…
気になったキャラは髪の長いメガネの女の子に!
現状、名前も声も不明。
選んだ理由は以下の「第1話の感想・考察・評価」に書いてあります!
気になったセリフは、水篠颯太の「世の中のトラブルというものが大抵そうである様に、動き始めたものは、もう止まらない。音を立てて世界は変わる。そう、1秒あれば、世界は変わるのだ。」に。
良くも悪くも変わりますな。
説得力から選びましたよ。
第1話の感想・考察・評価
冒頭、東京都内の日常風景が次々と映し出される中、衝撃的な展開!
髪の長いメガネの女の子が…
階段を下り…
駅に立ち…
踏切の音が鳴り…
電車が通過し…
………
ないで停まる…
ああああああぁぁぁぁぁ
この瞬間に私ネオの頭の中に浮かんだのは、Serial experiments lainに出てきた四方田千砂ちゃん。
容姿や雰囲気が似てるんです…
結果(?)も。
19年前に引き戻されたと同時に、既に「Re」(「Replay」的な意味合いの方で)の世界観に支配されている感覚を味わうという…
鳥肌が立ち、この時点で第2話以降も見る事が決定した瞬間でした。
次のシーンもインパクトが強いですね。
水篠颯太の「記憶しておこうと思う。僕の身に起きた出来事を…」と続くセリフ。
ここのモノローグ、過去形のセリフがありますし、最終話の一幕かと。
期待感を煽る展開だなぁ。
この後が第1話としての始まりか。
いや…
時系列的には髪の長いメガネの女の子のシーンが一番最初になるのかな?
アニメーターを目指しているであろう颯太。
「CREATOR」候補…
iPadの様なものでアニメ「精霊機想曲 フォーゲルシュバリエ」を鑑賞し始めたところ、画面にノイズが入り、エラー画面に。
そして復旧したかと思ったのも束の間、再びエラー画面が。
「何を求めている?」というメッセージが色々な言語で表示されるシーン、怖い、怖過ぎる…けどちょっと面白そう。
そんな心理を視聴者側に持たせる意図があるのかな。
実際に颯太も怖くなってiPad(仮)を落としたのですが、ここからがいよいよ本番。
iPad(仮)が誤起動(?)し、颯太が「精霊機想曲 フォーゲルシュバリエ」の世界に引き込まれ、セレジア(フォーゲルシュバリエ)と軍服の姫君の戦いに巻き込まれます。
この戦闘シーン、録画したけどまだ見ていないという方には、是非見てもらいたいす!
迫力あるし、フォーゲルシュバリエかっこいいし、音楽が熱いし、軍服の姫君のセリフがたまらん!
「塵は緑に、緑は灰に」
ホロプシコンつえぇ!
もはやゲームオーバー展開かと思われたところで、又もやiPad(仮)が誤起動(?)。
今度はセレジアが颯太のいる現実世界に引き込まれると、かなり忙しい展開に。
混乱する颯太とセレジア。
自身が載っている雑誌と原作を見聞きして驚き、顔を赤らめるセレジアw
その現実を受け止める(諦める)セレジア。
現実世界にまで追ってくる軍服の姫君。
全てを知っているであろう軍服の姫君。
セレジアと軍服の姫君のバトル。
メテオラと軍服の姫君のバトル。
代々木で戦ったらそりゃニュースになるし、パトカー出動するよねw
それにしても現実世界の描写、細かいなぁ。
ちなみにCパートは、ちょっとしたのほほん展開。
メテオラ、ダジャレ言う前にちょっと笑ってる!!
我慢出来なかったんだなw
備忘録として気になった点を挙げておくと、
①髪の長いメガネの女の子
≒軍服の姫君?
ただの勘。
②髪の長いメガネの女の子が電車に飛び込んだ時期
Re:CREATORS(レクリエイターズ)自体の始まり?
冒頭のモノローグのシーンの前後?
③颯太と軍服の姫君の関係
彼女?姉?妹?
四方田千砂が浮かんだ事と無理矢理紐付けると、颯太とは別のクラスの生徒。
軍服の姫君の「そう、私の良き人は、あなたもお気に入りであったよ」発言と颯太を見た時の反応、そして「しかし、ここに現界するとは、真に奇縁だ」発言と颯太の「君は…」発言から、顔見知り濃厚。
④冒頭のモノローグで語られる「我が愛しきキョウダイ。彼女の言葉を借りるなら…」の彼女は誰か
キョウダイは兄妹もしくは姉弟。
③を参照すれば、彼女に該当するのは軍服の姫君だが、並び的にはセレジア。
⑤颯太の傷
手の甲と首、血が出ない理由は!?
⑥メテオラの現界前の世界
セレジアと顔見知りではなかったので、「精霊機想曲 フォーゲルシュバリエ」の世界から来た訳ではなさそう。
となるとセレジアとは別の世界、つまり別のアニメor漫画or小説から現界した可能性が高い。
セレジアが現界した理由が颯太(CREATORの候補)にあるのだとすれば、メテオラが現界した理由は他の「CREATOR」にあるのでは?
軍服の姫君に「君の創造主はまだ見つからぬか」って言われてる。
⑦iPadの様なものの役割
現在ひび割れ中。
今後再びトリガーになる事はあるのか?
⑧ホロプシコン
ホロプシコンはチート万有の力だと言っているが、隙はあるのか?
⑨セレジア、メテオラ、軍服の姫君は現界前の世界に戻るのか?
冒頭のモノローグを見る限りは戻っている様子。
⑩神、神々とは
純粋に受け取っていいのか、「CREATOR」「創造主」を指すのか。
⑪セレジアは今後も顔・頬を赤らめるのか
待機。
⑫メテオラは今後もニヤついてダジャレを言うのか
待機。
などなど(PV見る前時点)。
まだ分からない事だらけですし、これから登場するキャラクターも多そう。
それにしても、ここまで第1話を繰り返し見た作品は今まで無いですな。
録画しておいて良かった…
面白かったからという理由だけじゃなくて、なんか見ちゃうんですよね。
それだけ1つ1つの言葉(特に軍服の姫君)に重みがあり、謎があり、視聴者を惹きつけるのでしょう。
続き早く見てぇ!!


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