『ユーリ!!! on ICE』について書きます。
今回取り上げるアニメ作品は、某アニメグッズショップへ先日訪れたところ、このアニメのポスターが貼られてあって、そのポスターにハスハスしながら写真をとる女の子たちの様子がおかしくて、気になったアニメ作品です。
1話目をみる前に、フィギュアスケートを舞台にしたアニメということ以外、ほとんど情報はいれないで視聴しました。
原作は、モテキを手がけた久保ミツロウさん。
たまにテレビで放送されるフィギュアスケートをみる程度しかない知識の自分にこのアニメはどう映るのか。
尚、公式Twitterアカウントが使っているハッシュタグは「#yurionice」。
1話目の感想・考察・評価を掲載してますので、興味ある方はぜひ読んで下さい。
作品の詳細
スタッフ詳細
- 原作:久保ミツロウ&山本沙代
- 監督:山本沙代
- キャラクターデザイン:久保ミツロウ(原案)&平松禎史
- 音楽:梅林太郎、松司馬拓
- アニメーション制作: MAPPA
- 制作:ユーリ!!! on ICE製作委員会
主要キャラキャスト詳細
- 勝生勇利(かつき ゆうり):豊永利行
- ユーリ・プリセツキー:内山昂輝
- ヴィクトル・ニキフォロフ:諏訪部順一
- 勝生利也(かつき としや):紺野相龍
- 勝生寛子(かつき ひろこ):はやみけい
- 勝生真利(かつき まり):坂井恭子
- 西郡豪(にしごおり たけし):福山潤
- 西郡優子(にしごおり ゆうこ):伊瀬茉莉也
- 西郡空挧流(にしごおり あくせる)/西郡流譜(にしごおり るっつ)/西郡流麗(にしごおり るーぷ):矢島晶子
- 南健次郎(みなみ けんじろう)※日本の選手:村瀬歩
- オタベック・アルティン※カザフスタンの選手:細谷佳正
- 季光虹(ジ・グァンホン)※中国の選手:本城雄太郎
- クリストフ・ジャコメッティ※スイスの選手:安元洋貴
- ジャン・ジャック・ルロワ※カナダの選手:宮野真守
- ピチット・チュラノン※タイの選手:小野賢章
- ミケーレ・クリスピーノ※イタリアの選手:前野智昭
- イ・スンギル※韓国の選手:野島健児
- レオ・デ・ラ・イグレシア※アメリカの選手:土岐隼一
- エミル・ネコラ※チェコの選手:日野聡
ユーリ!!! on ICE公式PV
気になったキャラ・セリフ
『落ち込んでるのにも飽きちゃって。。。』
↑この発想はいいw!
第1話の感想・考察・評価
今回は、はじめに、このブログを執筆する批評家気取り3人がよく使うキーワードについて、ひとつだけ解説してから感想に入りたいと思います。
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<<批評家気取りがよく会話で使うキーワードその1>>
『アチぃ~!(熱い)』
※解説※推しのアニメのオープニング曲やエンディング曲が車の中や街中で聞こえてくると、おもわず口にだしてしまう言葉。感情が高まった様子を表す。特に、ヨーズさんとネオさんは、ガンダム関連のオープニング曲、またはエンディング曲が流れてくると、『アチぃ~!』と声高に発言することが多い。
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さて、冒頭にも書きましたが、今回このアニメを知ったのは、某アニメショップに貼られていたキャラクターのポスターにハスハスしていた女性アニメファンの様子があまりにもおかしかった為に目に止まったアニメです。
事前に、ヨーズさんとアムさんが、2016年秋アニメまとめで、フィギュアスケートのアニメということを書かれていたので、最低限フィギュアスケートを舞台としたアニメなんだという知識程度で、第1話を視聴しました。
登場してくるキャラクターは、たしかに、女性アニメファンが好きそうなイケメン揃いな様子。。。
各国を代表するフィギュアスケーターがたくさんでてきます。
1話目をみていて、まず感じたのは、アニメオープニング曲の場面です。
普段、他のアニメでは、オープニング曲やアニメ場面は、話数を進めていくにつれて、ストーリーとオープニングの印象が繋がって、だんだんとその曲が流れてくると、いわゆる『アチぃ~!』ことになってくるのですが、このアニメのオープニングは、自分にとっては、1話目にして印象的で『アチぃ~!』場面に感じられました。
曲の歌が英語詞だったことや、オープニング曲のアニメが好きなタッチの絵だったのもその印象を強くさせたのかもしれません。
腐女子を狙ったイケボのアゲアゲソングなオープニングをイメージしてたのに、真逆の曲調だったことも印象を強めた感じがあります。
主人公は、勝生勇利(かつき ゆうり)という日本代表のフィギュアスケーターです。
九州の長谷津出身で温泉宿が実家という設定でした。
調べたところ、九州には、長谷津という地名は、現実には存在せず、モデルとなったのは、佐賀県唐津市のようですね。
実家の温泉も、佐賀県唐津市にある鏡山温泉茶屋・美人の湯という施設がモデルのようです。
佐賀県には、まだ一度もいったことないので、これを気に、巡礼しにいってみたいですね。
1話のストーリーは、初出場したグランプリファイナルでよい結果を残せず、スケートの為に留年していた大学も卒業し、今後スケーターとしてやっていくのかどうかを問われるという厳しい話です。
そんな悩んでいる時期に、実家に帰省し、自らのスケートの原点を見直す為、子供の時にかよっていたスケート場を訪れます。
そこで、子供の頃から憧れていたフィギュア選手ヴィクトル・ニキフォロフのプログラムを完コピで滑りきります。
この時の演技が動画サイトにアップロードされて、世界中に拡散することに。
これをきっかけに、新しい展開へとつながっていきます。
現実世界でも、この自分を見つめ直す際に、原点の場所へ戻ったり、原点の場所で戦うという行動は、良い結果をもたらすことを、自分も経験で感じたことがあります。単純に実家に帰省するだけでも、新しいことに気づくことも少なくありません。意外にも、ヒントは、そういった原点の場所にあったりすることが多々あります。
他アニメでもスポコン系の作品は、どこかで必ず、方向性などに悩まされる話がありますが、原点に戻ることで、新しい道を開きます。
最近のスポコン系アニメというキーワードで考えると、ガルパンを思いだすのですが、ガルパンでも主人公の戦車道西住流のみぽりんが自分の戦い方に悩むシーンがでてきます。もとも所属していた居場所、黒峰森とお姉ちゃんとの戦いを通して、自分の原点から、新しいことに気づきます。
自分にとっては、スポコン系アニメが『アチぃ~!』ことを、このアニメを見ることで再認識しました。
アニメを通して新しい視点を手に入れることは、リアルなフィギュアスケートを見た際にも、いままでのような視点とは違った見え方ができることが楽しさのひとつだと思います。
ドラマや映画でもそうですが、最近は、とくに、ドキュメンタリーに近いストーリーの作品が『アチぃ~!』ですね。
先日、感想を投稿した響け!ユーフォニアム2もそういった要素があるから、『アチぃ~!』んだと思いました。
今回、視聴したフィギュアスケートを舞台にしたこのアニメも、スポコン系アニメとして話題になってほしいです。
個人的には、フィギュアスケートの試合だけではなく、音楽とダンスとスケートの関係や、他にももっとフィギュアスケート業界の裏側も描くような問題提起をふくめたシーンをみてみたいと思いました。
冬コミへのBL同人誌的な展開も視野にいれつつ
冷たい氷の上で、『アチぃ~!』アニメになることを期待します!
2話目以降も引き続きみてみたい作品のひとつです。


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